令和5年2月11日土曜日
岸田文雄首相は慢性副鼻腔炎を治療するため内視鏡手術を受けたそうです。
このニュースを聞いて、私も令和2年2月に、鼻に関わる手術、
左鼻は鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)、
右鼻は肥厚性鼻炎の手術をしてきました。
手術して3年程経過しますが、人生が大きく変わったと思います。
慢性的な鼻づまりに悩まされ、鼻が詰まっていることから夜目が覚め朝まで安眠できない、
口呼吸になり喉風邪を頻繁に引いていました。
振り返れば、もっと早くに手術の決断をすれば良かったと思います。
体験談が少なかったため、同じ悩みを抱えている方手術を検討している方の参考になれば幸いです。
鼻に関わる初期症状
高校3年生の夏の暑い日の夜中、急に水分補給したくなり目が覚めました。
口の中が渇ききっていて、口の中がパサパサ状態でした。
クーラーはかけずに寝ていたことから脱水症状なのかと思いましたが、
その日から毎日夜中に目が覚めて、水分補給が欠かせなくなり、
枕元に、500mlペットボトルに水道水を満タンに入れて常備するようになり、
朝起きるころには、多い時は500ml全てを飲み切り、少なくても半分程度は飲んでいました。
その当時は、原因は分からずも放置してしまいました。
そもそも鼻呼吸できていないことが原因とは思っていませんでした。
耳鼻科に行くように勧められる
それから長い間症状を抱えつつも、社会人になり喉風邪を引いて、内科を受診しました。
一般的な風邪薬を処方されたのですが、初期症状が気になったので、
内科医に話をしたところ、耳鼻科の受診を勧められました。
耳鼻科には人生で一度も受診したことが無かったので、
耳鼻科は、耳が聞こえない、中耳炎のイメージで、
口が渇くとか、喉が痛いというので耳鼻科に行くというのは思いもつきませんでしたが、
すぐに人生で初めて耳鼻科に通院しました。
初めての耳鼻科
人生で初めて耳鼻科。
学生の頃から起こっている症状を説明し診察したところ、
鼻中隔湾曲症という言葉を初めて聞かされました。
私の鼻の症状を簡単に説明すると、
- 鼻の中にある鼻中隔が左に突き出しており、通りが狭くなっている
- 左鼻は常に炎症を起こしている状態
- 右鼻は副鼻腔炎になりかけている。
右鼻は薬を飲めば落ち着くと思う。左鼻は良くても50%しか通らない可能性がある。
まずは対処療法として、薬と点鼻薬で試してみよう。
飲み薬、点鼻薬は以下を利用していました。
- ディレグラ配合錠 朝夕食前 2錠
- ブランカルト錠225錠「AFP
- コールタイジン点鼻薬(夜寝る前)
薬の効果(個人差はありますので参考までに)
飲み薬では、ディレグラ配合錠はかなり効き目がありました。
ディレグラ配合錠を服用してから6時間程度
こちらは食前に常備することを忘れがちでしたが、
この薬が効いている間は、多少鼻の通りは良くなりました。
一過性でとても怖いですが、コールタイジン点鼻薬は本当に良く効きました。
コールタイジン点鼻薬は点鼻してから5時間程度
本当文明の利器なのかと思うくらい、効き目がありました。
医療費は毎月通院していたので、診察と薬代で5000円かかっていました。
毎日薬を飲んで、毎月耳鼻科に通う生活が始まりました。
耳鼻科受診後の生活の変化
薬の服用等を初めて、日常生活に変化が現れました。
- 12時に就寝すると目が覚めるのは朝6時くらいまで安眠
- 朝目が覚めても喉がカサカサになっていない時がある。
- 左鼻は少し息ができる。
- 右鼻は通常通り息ができる。
- ほぼ口呼吸状態からは解消され、日中の頭痛、睡魔が軽減される。
通院前と比較すると、劇的に体調にも変化があり疲れにくい、疲労が回復しやすくなりました。
長時間眠れるようになったのは効果が大きかったと思います。
この耳鼻科に通う決断をもっと速くすれば良かったと反省しました。
耳鼻科に通い始めて2年が経過し・・・
毎月通い続けて、鼻の調子も以前より良いので、
鼻とは関係のない風邪を引いた時やインフルエンザの予防接種等にも
病院に行くのを躊躇わずに通えるようになりました。
鼻が良くなった実感もあり、医者を信用して毎月順調に通っていました。
通院時にはたまに、他の方で同様の症状があった際に、手術した事例の説明を聞くことがありましたが、
私自身は良くなっていると思っていたところで、鼻が悪い方は手術するんだなと思っていました。
そう、他人事に思っていました。
次回は主治医から手術の検討の説明がありましたのでそのことについて書きたいと思っています。
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